会社概要
会社案内
えり正 神戸店
TEL 078-581-0001
〒651-1221 兵庫県神戸市北区緑町7-20-10
10:00~18:00 火曜・水曜定休
えり正 福山店
TEL 084-999-0001
〒720-0822 福山市川口町2丁目10−47
10:00~18:00 火曜・水曜定休
会社概要
INFORMATION
会社名 | 株式会社 TradStyle(トラッドスタイル) |
代表者 | 吉木大雄 |
創業 | 1975年9月1日 |
設立 | 2011年2月14日 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員 | 5名 |
会社略歴 |
1975年に先々代が外商を中心とした呉服専門店を創業し、全国50店舗まで拡大。 |
登録商標 | ■呉服「えり正」 ■真珠「ERISVELINA」 ■宝飾「VERINA」 |
店舗 | ■えり正 神戸店 ■えり正 福山店 ■ERISVELINA(通販サイト) |
事業内容
呉服事業
着物の販売やレンタル、洗いや仕立て、コーディネートをご提供。とくにメンテナンスは専門知識を活かした業務が充実させ、チェーン店との差別化をしています。
撮影事業
成人式の前撮りを中心に、和の情緒と自然豊かな記念写真と家族写真をご提供。一生の思い出になるアルバムを丁寧にお作りしています。
宝飾事業
真珠とダイヤモンドを得意とし、セミオーダーやリフォームをご提供。劣化予防や回復のメンテナンスメニューが充実しています。
健康事業
長年のお付き合いでご高齢になったお客様には、健康のお悩みを解決する商品をご提供。美しい着姿は、健康的な身体づくりが大切と考えています。
店舗紹介
えり正 神戸店
1986年3月以来ずっと神戸市北区緑町で小さなお店を構えており、これからも地元密着型を大切にします。
えり正 福山店
福山店は、霞町→古野上町→北吉津町→川口町と転々としてきましたが、福山に根付いたお店です。
ERISVELINA ネット通販
無調色真珠ジュエリーやギフト商品のオンラインショップを運営しています。
代表者略歴
BIOGRAPHY
吉木大雄
よしき ひろお
- 生年月日
- 1981年12月18日
- 出身地
- 大阪生まれ、神戸育ち、純血の九州人
- 出身校
- 広陵中学→滝川高校(英語科)→関西学院大学(法学部)
- 部活動
- 野球部(7年間補欠)
- 好きなもの
- 牡蠣・カレー・温泉・カメラ・釣り
- 嫌いなもの
- 南瓜・椎茸・愚痴・陰口
- 夢
- 息子とバックパッカーで世界中を旅したい
- 座右の銘
- 温故知新・先心後利
- 資格
- ・パーソナルカラーアナリスト
・着物アフター診断士
・パールシニアアドバイザー
・パールC&Eマスター
・パールてり&まきマスター
・ジュエリーコーディネーター
・ジュエリーリモデルカウンセラー
・相続診断士 - 学生時代
- 学生時代の4年間、様々な結婚式場やホテルにて、結婚披露宴の配膳をしていました。結婚式は累計で300件以上は担当したかと思いますが、新婦花束贈呈、新郎挨拶は何度聞いても感動的でした。あの世界観は私の今の礎になっています。
この度はえり正ホームページにお越しいただき、誠にありがとうございます。
当社の使命は、「ありがとう」と「お幸せに」の心を形にして、地域社会と家族に幸せな物語を増やしていくことです。
これは当社のアイデンティティが長らく「冠婚葬祭」と「お嫁入り道具」だったことに由来しています。
しかし、ここではなぜ私個人がここまで「ありがとう」を大切な人に伝えること固執するのか、その理由について少しだけお話したいと思います。
2014年5月29日、狙ったかのように呉服の日。私は、父の葬式の喪主をつとめた直後、長男の出産に立ち会いました。ほぼ同時に、父を亡くした私に息子が誕生して父となった経験をしました。喜びと悲しみ、過去と未来が交錯し、頭の中が混乱していたことをよく覚えています。
振り返ると、父は仕事に熱心で出張も多く、家庭をかえりみない人でした。私は幼い頃から「親父のような父になりたくない。休日に家族旅行やキャッチボールをする父になりたい」と思い、思春期以降はずっと父に反発し続けていました。
時は流れ、私は2003年に神戸を、2011年に福山を承継しました。承継後も経営のあり方をめぐっては親子喧嘩を繰り返し、仲が良いとは言えない関係だったと思います。
父は終戦直後に生まれ、親の愛情を知らずに明治生まれの頑固な祖父のもとで育ちました。今よく思い出すと、父は不器用ながらも懸命に父の務めを果たそうと努力していたと思います。普段は家庭を放置していましたが、誕生日やクリスマス、正月やお盆などの行事があると家族で集まり、私たちとコミュニケーションを図ろうとしていました。
私が大切な日に固執するのは、自分の生い立ちに理由がありました。でも、もしも父が生き返っても、おそらく私は「ありがとう」が言えないと思います。今でも夢に出てきてよく親子喧嘩しているほどです。
心の中で感謝や尊敬の念を持ちながらも、それを言葉で伝えられないジレンマ。家族や社員のような大切な人ほど、ますます「ありがとう」を言えなくなる悩み。
そんな私や父のように不器用な人たちが、きっと日本にはたくさんおられると思います。
人々が抱える悩みの多くは人間関係だそうですが、これからデジタル化がさらに加速し、アナログな人間交流の機会が失われると、ますます人間関係で悩む人が増えるかもしれません。
だから、私は自分を含む不器用な人たちのためにも「ありがとう」と「お幸せに」の気持ちが込められた着物や真珠とその文化を守りつつ、もっと気軽に「ありがとう」を伝えられる商品を開発し、大切に育てていきたいと思います。