2024年成人の日(二十歳の集い)はいつ?式典の対象になる生まれ年を分かりやすく解説
成人式は、その年度に成人を迎える人を祝うための祝典です。成人式が行われてる成人の日は祝日として制定されており、色とりどりの晴れ着を身にまとった新成人が道行く姿を見られます。そんな成人式ですが、2024年の成人の日はいつなのかご存知でしょうか。さらに、成人年齢の引き下げが行われたのにあたり「自分は2024年の成人式の参加対象なの?」と疑問に感じている人も少なくありません。今回は、そんな疑問に分かりやすくお応えします。成人式について知りたい人や自分自身が対象者なのか知りたい人はぜひ最後までごらんください。
成人式とは
成人式は、新成人をお祝いするために自治体が主催して行う祝典です。成人式が日本で初めて行われたのは昭和21年と言われており、当時は青年祭と銘打って開催されました。式典の内容は自治体ごとに特色があり、千葉県浦安市の成人式は有名テーマパークで行われることも知られています。芸能人を招くケースやビンゴなどの催し物を行うなど、自治体ごとにさまざまな形で新成人を祝うのが成人式です。
成人式の服装
成人式の服装に決まりはありません。しかし、お祝いしてもらう身として礼を尽くす意味で、礼装を着るのが一般的です。女性の場合は振袖、男性の場合はスーツを着用するケースが多いでしょう。振袖は格式が最も高い第一礼装で、女性が特別なシーンで着るお着物です。そのため、成人式では振袖を着て出席するのが、今でもメジャーな文化として伝わっています。
一方、男性も元々は袴で出席していましたが、洋服文化の流入が進むに連れてスーツを着る人が増えています。成人式の装いでは女性の振袖が注目されがちですが、男性も袴を着るとピンと背筋が伸び気持ちも引き締まるというお声をいただくことが少なくありません。一生に一度の成人式なので、男性も日本の伝統衣装である袴を着てみてはいかがでしょうか。
2024年の成人式はいつ?
成人の日は、毎年1月の2週目の月曜日に祝日として制定されています。成人の日が祝日に制定されたのは1948年で、当時は1月15日に定められていました。しかし2000年以降、休日と祝日を並べて連休とするハッピーマンデー制度によって、現在のように1月の2週目の月曜日に制定されました。一般的に成人式は成人の日に行う自治体が多いため、2024年の成人式は1月8日に行われます。ただし、一部の自治体では1月13日や14日に行ったり、離島など新成人の少ない地域では帰省シーズンに合わせて行うこともあるので、お住まいの自治体に確認をした方がよいでしょう。
2025年以降の成人式の日程
2025年以降の成人の日は以下のとおりです。
2025年 | 1月13日(月) |
2026年 | 1月12日(月) |
2027年 | 1月11日(月) |
2025年以降においても、自治体によっては上記の日程以外で成人式を開催するケースがあります。住まいの自治体に問い合わせて確認しておきましょう。
2024年に成人式を迎えるのは何年生まれ?
成人式は、その年度に20歳になる人を対象として行っている自治体が多いです。つまり、2003年から2004年にかけて生まれた人が2024年に行われる成人式の対象と言えます。しかし、生まれた月によっては前年度もしくは次年度の成人式の対象となるため注意が必要です。
2003年生まれの成人式を迎える人
2003年に生まれた人のなかでも、2024年に成人式を迎える人は「2003年4月2日から12月31日までに生まれた人」です。2003年1月1日から4月1日に生まれた人は、2023年の成人式の対象でした。
2004年生まれの成人式を迎える人
2004年に生まれた人のなかでも、2024年に成人式を迎える人は「2004年1月1日から4月1日までに生まれた人」です。2004年4月2日以降に生まれた人は、2025年の成人式の対象となります。なかには、20歳を迎えてないにも関わらず成人式を迎えることになる人もいるでしょう。
成人式の対象は18歳?20歳?
日本はこれまで成人年齢を20歳と定めていましたが、2022年に18歳へと引き下げられました。成人年齢の改定にあたり、成人式の対象についての疑問が増えています。2023年現在、成人式の対象を従来通り20歳としているケースがほとんどです。18歳は進学のための受験や就職活動などを控えて多忙であることや、18歳を成人式の対象としてしまうと18歳19歳20歳の成人式を一斉に行わなければいけなくなり会場や自治体のキャパシティ不足の問題も理由に挙げられています。
しかし、全ての自治体が成人式の対象を20歳としている訳ではなく、三重県伊賀市、大分県国東市、三重県美郷町などは2023年に18~20歳を対象として成人式を行っています。自治体によって対象が異なるケースもあるため、18歳を迎える人も住まいの自治体の成人式について対象年齢を調べておく方がよいでしょう。
成人式の名称を「はたちの集い」に変更している自治体も
これまで成人の日に行う祝典を「成人式」と呼んでいましたが、成人年齢の引き下げをきっかけに名称を変更する自治体も増えています。「成人式」としてしまうと、18歳で成人年齢になった人も対象に含まれてしまうためです。そこで、「はたちの集い」「二十歳を祝う会」など対象者を20歳に限定していることが分かりやすい名称を用いているようです。ちなみに、えり正神戸店が店舗を構える兵庫県神戸市では「はたちを祝う会」、えり正福山店が店舗を構える広島県福山市では「二十歳の集い」の名称が使われています。
2024年に成人式を迎える人が準備しておくこと
2024年に成人式を迎える人は以下の点で準備が必要です。
- 衣装を用意しておく
- 当日の着付け、ヘアメイクの予約をしておく
成人式で振袖を着る場合、着物を用意するところから準備を始める必要があります。早い人は3年前から振袖を用意していることもありますし、レンタルの場合人気のデザインはすぐに完売となることもあります。一般的には1年前に用意する人が多く、遅くとも前年の夏~秋までには振袖を用意しておくのがよいでしょう。この時期を逃してしまうと、振袖や着付け・ヘアメイクなどの手配ができなくなってしまう可能性もあります。
ヘアメイクの予約についても同様です。近年、着付けのできる美容師さんが激減し多くの美容室では外部の着付け師に以来して成人式のお仕度を受け付けています。そのため、限られた数の着付け師しか確保できず、美容室1店舗あたり成人式のお仕度を受付けられる人数も限られてしまっているのが現状です。
早い時期に当日の着付けやヘアメイクの予約を済ませておかないと、予約がとれなくなってしまうかもしれません。成人式の記念写真を前撮りする予定の人は、当日までに撮影を済ませておきましょう。冷暖房の完備されたスタジオで撮影するのであれば季節は問いません。しかし、屋外で撮影したいと考えている場合は、春や秋など過ごしやすい時期を選ぶのがおすすめです。
■ 関連記事:2024年完全版【はたちを祝う会】振袖でトイレ・生理・階段・着崩れ対策、振袖の必需品やメンテナンス、神戸市の成人式会場まで徹底解説
成人式は人生の重要な節目
成人になるということは、社会から大人として認められるということです。成人式は、これからの長い人生の門出とも言えるでしょう。大切な祝典だからこそ、その場に相応しい装いで参加するのが望ましいでしょう。日本の伝統的な衣装である着物文化は年々「特別なもの」になっています。昔は普段着として日常的に着られていたにも関わらず、昨今は浴衣くらいしか着たことがないという人も少なくありません。成人式で初めて振袖を着るという人も多いでしょう。
着物は先人達から長く受け継いできた、日本の美と伝統、礼節を表すことのできる装いです。これほどに成人式に相応しい装いはないと言えるでしょう。ぜひ、大切な節目の日の晴れ着選びやお仕度はえり正にお任せください。和服のプロとして、お嬢様や親御様の納得するお着物選びをサポートさせていただきます。大切な1日を最高の1日にするために。えり正のご利用を心よりお待ちしております。
【関連ページ】
【 関連記事】
【成人式】振袖の購入は古典柄が一番人気!古典柄を選ぶ5つのメリットや似合う髪型&髪飾りを紹介
【成人式】振袖のレンタルはどこがいい?店選びの注意点から予約時期・オーダーレンタルまで解説
【お問い合わせ・来店予約はこちら】
■ えり正 神戸店
〒651-1221 兵庫県神戸市北区緑町7-20-10
10:00~18:00 火曜・水曜定休
TEL 078-581-0001
■ えり正 福山店
〒720-0822 広島県福山市川口町2丁目10−47
10:00~18:00 火曜・水曜定休
TEL 084-999-0001
■ 無調色パールネックレス ERIS VELINA
https://erisvelina.jp/
■ ファミリージュエリー ERILISS
https://eriliss.com/