タヒチ「パペーテ」で開催された世界パールフォーラムに参加してきました。
真珠と着物を愛する皆様、こんにちは(^^)
神戸市北区と福山市にある「呉服・真珠えり正」社長の吉木大雄です。
今年の夏休みもまたコロナ禍のせいで大好きな旅行に行けなくなり、ふと2018年に参加した「タヒチ・世界パールフォーラム」を思い出しました。
フランス領ポリネシア「タヒチ」は、究極のビーチリゾート地といわれ、青く透き通る美しい海、満天に星空が広がる天国のような島でした。
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■ クロチョウ真珠（タヒチアンパール）
世界パールフォーラムへ
当時は、娘がまだ生後2ヶ月だった頃。出産直後の妻には申し訳ない気持ちで一杯ながら、またとない貴重ということでご招待を受けました。
海の酸化と温暖化により良質な真珠が減り続けています。真珠養殖の危機を受けて、タヒチ政府は２０１７年に品質検査場を廃止し、輸出の品質基準を撤廃する規制緩和を行いました。
その結果、劣化の早い低級品が、日本市場に流通するクロチョウ真珠の40％にまで占めるようになりました。
このフォーラムでは、養殖業者や卸業、私たち小売業など、世界中の様々な立場から意見交換され、私は「長持ちする品質」をしっかりご提供していこうと決意いたしました。
タヒチ政府主催のパーティへ
私はパールフォーラムに着物姿で参加したことから、タヒチ政府主催のパーティではチヤホヤ（笑）され、海洋資源庁長官とのツーショットが新聞に掲載されていたそうです。
私のミッション「世界中に、日本文化の魅力を広める」ことを果たすことができ、とても嬉しい思い出となりました。
真珠文化に誇りを持つ若者たちとの出会い
フォーラム前には、真珠関係者の皆様に首都パペーテをご案内していただきました。
街を散策すると、ほとんどのタヒチ市民の首元や耳元に真珠がやさしく輝いていたことが印象に強く残っています。
パペーテで出会う若者たちにインタビューしてみると、
「私たちは、タヒチ文化に誇りがあるから、ずっとタヒチアンパールを付けているのよ」や
「真珠養殖を確立してくれた日本人をリスペクトしてるのよ」という嬉しいお話をたくさん聞けました。
日本文化をもっと魅力的にしたい
真珠も着物も世界に誇る日本文化ですが、日本ではフォーマルがメインで、なかなか普段の生活に馴染みがないことが課題だと感じました。
もっと多くの日本人が日本の魅力に関心を持ってほしいと願って、誕生したブランドが「ERIS VELINA（エリスヴェリーナ）」です。
えり正社長プロフィールシート
大阪生まれの神戸市北区育ちで、両親は共に福岡県出身です。今は妻と息子、娘、トカゲと黒猫の６人家族で過ごしています。
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