【パールネックレスの長さ】結婚式・葬式・七五三・入学・卒業式など、冠婚葬祭に合った長さを徹底解説!
冠婚葬祭にふさわしいフォーマルな装いとして、長年日本ではパールネックレスをつける習慣があります。
特に結婚式や葬式、七五三、入学・卒業式は家族の特別なイベントですから、細かなマナーも気に掛けたいところ。人生の節目のTPOに合ったネックレスの長さをご存知でしょうか?
本記事ではTPOに合わせたパールの長さ、糸替えや長さ調節などの冠婚葬祭前のメンテナンスについてご説明いたします。
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■ 慶事のパールネックレス
TPO別で見るパールネックレスのオススメの長さとは?
パールネックレスにはいろんな長さがあり、フォーマルでもカジュアルでも使える非常に使いやすいジュエリーです。しかし、TPOを間違えてしまうと大変なことになってしまうことも。
せっかくパールネックレスをつけるなら、非常識にならないようにしたいですよね。冠婚葬祭でつけるパールネックレスのおすすめの長さをTPO別でご紹介します。
結婚式に招待された時のパールネックレスの長さ
身近な人の幸せな瞬間を祝う結婚式。ゲストとして招待されたのであれば、華やかで格式高い装いで伺いたいですよね。そんな時にふさわしいパールネックレスは40cm〜45cmの長さ。この長さはプリンセスと呼ばれています。
きっちり首に沿うため、パールは揺れることはほとんどありません。パールの品格を高めてくれるプリンセスは、結婚式のような格式高い式にふさわしい長さなんですよ。
結婚披露宴や2次会でのパールネックレスの長さ
結婚披露宴や2次会、パーティなどの華やかで賑やかな場ではどんなパールネックレスがいいでしょうか。フォーマルなプリンセスでももちろん素敵ですが、装いを変えてロングに挑戦してみるのもいいかもしれません。
体の中心にくる長さの71cmのオペラはボリュームがありとっても華やか。着席した時にネックレスが弛んだりすることなく美しく見えるのでオススメです。
ロープはさらに長い107cmですが、椅子に座ったときに膝の上にネックレスがジャラジャラと重なってしまうのであまりスマートではありません。ロープを身につけるときは立食パーティなど立っている場面が多いパーティの方がいいでしょう。
お宮参りや七五三、入学・卒業式でのパールネックレスの長さ
お子さんがいらっしゃる方はお宮参り、七五三、入学式などに参加することも多いですよね。お子さんが主役の式では、美しく着飾るというよりも母としての身だしなみが重要になってきます。やはりここでも、品格のあるプリンスセスがベストな長さです。プリンセスはドレスだけでなくスーツにも合う長さ。かっちりした雰囲気を崩すことなく、華やかさをプラスしてくれますよ。
葬式・通夜・法事でのパールネックレスの長さ
葬式や通夜では基本的に華やかにはしません。それでもなぜお葬式でパールネックレスをつけるかというと、この時のパールは亡き人への涙を表すからです。
葬式や通夜の時につけるパールネックレスはフォーマルなプリンセスタイプを身につけていくのが良いでしょう。色も黒蝶真珠やグレーパールネックレスがあればそちらをつけていくのがおすすめです。
お式当日に後悔しないための糸替えと長さ調節
式に出る前にはお祝いや当日着るドレス、ヘアセットなど準備することがたくさんありますよね。パールネックレスも事前準備をしておいた方が良いのはご存知ですか?
お式前の糸替えでフレッシュな状態へ
式に招待されたなら、式の1ヶ月前までに一度パールネックレスを身につけてみてください。パールネックレスは糸が使われていますから、日本のように多湿な環境だと糸が伸びてしまっている可能性があります。
糸が伸びていなくても経年劣化で、久しぶりにつけていたらいきなり切れてしまうこともあります。結婚式で「切れる」は最も縁起が悪いワードです。
招待された結婚式で真珠が切れてしまった…という失敗談は、店頭でお客様から意外とよく聞くお話の一つ。大切な式の前には一度、糸替えを検討してみてくださいね。
長さ調節をしてベストな状態にしよう
事前にパールネックレスを身につけるのにはもう一つ理由があります。それは体型の変化でパールの長さを調整しなければならない場合があるからです。
特にプリンセスは長さがあっていないと不都合が生じてしまう長さになります。短いと首が圧迫されてしまい息苦しくなってしまうのでパールの珠を足さなければなりません。
逆に長い場合は間伸びしてしまい、だらしない印象になってしまいます。せっかく良いパールをつけていても長さが合っていないと残念な印象になるので、ぜひ事前準備をしてくださいね。
長すぎ?短い?首に合わせたパールネックレスの測り方とポイント
先ほどもお伝えした通り、パールネックレスは長さ調節が大切です。適切な長さにすることで首が美しく見えるだけでなく、全体のバランスが整って見えます。
プリンセスの基本は鎖骨の上に乗るような長さ
冠婚葬祭で一番活躍するプリンセスの長さの測り方をご紹介します。基本的なプリンセスのパールネックレスは鎖骨の少し下を通るか、鎖骨に乗るぐらいが程よい長さです。鎖骨にかかっているためパールの無駄な揺れが少なくなります。
少し息苦しく感じるなら、1cmから2cm緩めてみてくださいね。調整した時にたわんでいる球数を取れば美しい長さになります。基本は40cm〜45cmと言われていますが、人によって首の太さは違うので、あくまで目安として覚えておくと良いでしょう。
オペラの美しい長さはみぞおち
70cmあるオペラのパールネックレスは非常に華やかでエレガント。ですが中途半端な長さだと身につけている時に収まりが悪く感じてしまいます。
そんなオペラの長さの目安はみぞおちです。みぞおちであれば椅子に座った時に、机の縁にパールがぶつかる心配が少なくなります。
出来るなら当日の衣装を着てパールネックレスをつけてみて
パールネックレスの長さを決める時に意外と盲点なのが、当日の衣装との兼ね合いです。よくあるのがプリンセスの長さをバッチリ決めたけれども、首元が詰まった衣装を着てしまったためにパールネックレスが衣装の中に入ってしまうというもの。これじゃあパールも衣装も台無しですよね。
他にも、オペラのパールネックレスをつけたら、衣装の大ぶりなリボンと被ってしまったなんてこともあります。どのパールネックレスでも衣装に合わせた長さ調節をしておくほうがいいでしょう。
ネックレスの糸替えはお店でまとめて相談
パールネックレスの糸替えは宝石店やパール専門店に持っていけば、あなたの首に合わせてきっちりと測ってもらえます。また、真珠専門店は冠婚葬祭のマナーについて詳しいスタッフが多いので、ジュエリーについてのアドバイスをしてくれるところも多いのが特徴です。
もちろん1975年創業のえり正もパールの糸替サービスを行なっております。アコヤ真珠やグレー真珠にはポリエチレン素材で非常に強いGPTと呼ばれる糸を使用しています。
今までの絹糸よりも長持ちで伸びにくい素材ですから、安心してお使いいただけますよ。また黒蝶真珠ネックレスにはGPT糸ではなく、黒蝶真珠の光沢を邪魔しない黒色の糸を使用しています。
糸替え後に余ったパールの使い道とは?
糸替えをしてパールを抜いてもらったら、そのパールはぜひ一緒に保管しておいてくだい。長さ調整に使えるだけでなく、いろんなアイテムにリフォームすることもできるからです。
例えば葬儀用の黒蝶真珠を長さ調節で2珠取った場合、その黒蝶真珠をイエローゴールドを使った揺れるピアスに仕立てるのはいかがでしょう。冠婚葬祭で使うような高品質なパールをあえて日常使いできるアイテムに変身させるのも素敵だと思いますよ。
まとめ
冠婚葬祭のTPOに合わせたパールネックレスの長さの目安について述べさせていただきましたがいかがだったでしょうか。読んでいただいてわかる通り、冠婚葬祭で一番活躍する場面が多いのはプリンセスになります。
ですが、プリンセスは一番慎重に長さ調節をしなければなりせん。そしてオペラやロープのようなロングのパールネックレスはTPOに合わせた使い方、そして長さ調節が大切です。
何かパールでお悩みのことがありましたら、神戸と福山にお店があるえり正にご相談ください。真珠のプロがお持ちのパールネックレスのアドバイスや、購入のご相談も承っておりますよ。お気軽にお申し付けくださいね。
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