着物初心者が悩む「お手入れ・着付け」問題。あっという間に解決できる方法を伝授します

昔から現在まで長く親しまれている着物ですが、

「どのような時に着ればよいかわからない」「一人で着る事が出来ないから購入するのが怖い」といった声も聞きます。

本記事では着物初心者でも安心して着付けできる「おてがる仕立て」をご紹介いたします。

着物を着るシチュエーションとは

洋服文化が定着した現代では、着物を着る機会があまり無いように思われがちですが、実は意外とたくさん着用するシーンがあります。

フォーマルシーンの着物

母娘で着物
  1. 結納や両家顔合わせ
  2. 結婚式や披露宴
  3. 結婚二次会
  4. 宮詣り
  5. 七五三詣り
  6. 入学・卒業式
  7. 十三参り
  8. 成人式
  9. 結婚記念日
  10. 長寿の祝い
  11. 記念式典・パーティ
  12. 葬式・通夜

カジュアルシーンの着物

着物で心豊かな人生を
  1. 同窓会
  2. 食事会
  3. お茶会
  4. 和の習い事
  5. 初詣・正月
  6. お花見・紅葉狩り
  7. 旅行・芸術鑑賞
  8. 観劇

上記のようなシーンでは積極的に着物を着られる方も多いと思います。

さらに冠婚葬祭であれば、子供の人数だけ着る機会が倍増していきます。

ではなぜそれ以外のシーンでは、普段からあまり着物を着る事が無いのでしょうか?

その理由を少し紐解いてみます。

 

着物は敷居が高い?

呉服屋あるあるかもしれませんが「着物を取り扱うお店は敷居が高くて入りにくい」などよく言われます。

その理由としてはこのようなものがあります。

  • 店頭に高価な着物がおいてあるので入りにくい
  • 着物を買わないのに見るだけでは気が引ける
  • 着物は高価すぎる印象がある
  • 着物の取り扱い、取り合わせのルールが難しすぎる

成人式に着る振袖のイメージで、着物はとっても高価な商品であり頻繁に購入をしたり着用するようなものでは無いイメージがあるかもしれません。

また、店舗内も店頭では着物の良さを演出するために、高価な商品を並べることもあります。実際は様々なラインナップがございますので、高価な商品だけということはありません。

クリーニング相談もお気軽にどうぞ

着物メンテナンス

日頃より呉服屋に足を運ばれない方は、着物業界の独自ルールなどありそうで気軽に所有している振袖など持っていくのを躊躇しそうになるかもしれません。

前撮りなどの時に店舗への訪問する際「店舗に着物を持参などしたら失礼なのか?」など様々な気遣いをしてしまったお話をお聞きしたこともあります。

ご安心ください。そのようなご心配は必要ありません。

コーディネート相談もお気軽にどうぞ

帯〆帯揚

持ち込みの着物は、お祖母様・お母様から受け継がれた大切な宝物です。

過去から今まで着用された皆様の想い出とともに未来へ、そして自分の気持ちも重ねてゆく幸せを感じてください。その大切な宝物である着物を生かしてあなたを引き立てるのは、神戸(福山)の呉服屋「呉服・真珠 えり正」の腕の見せどころです。

たとえ汚れた着物であっても、修正方法や仕立て方次第で輝きを取り戻させることも可能です。そして大切な着物を引き立たせる帯や小物でガラリと変わる驚きを、ぜひ味わってください。

着物が抱える問題とは

着付けができない

呉服屋は堅苦しくない場所であることはご理解いただけたと思います。しかしながら初心者が着物に対して抱えるイメージには、まだこのようなものがあります。

  • 1人で着付ける事が出来ない
  • 着物はお手入れが大変

慣れると着付けはそう難しい物ではありませんが、慣れるまでに挫折する人もいらっしゃるようです。お手入れも祖母に任せきりでどのように管理していたか全くご存じない方も多いかもしれません。

初心者でも簡単に着付けできる方法

着付けが難しいという敷居を下げるため、神戸市(福山市)で地元密着型店舗を構える「呉服・真珠 えり正」では、着物を簡単に着付ける事ができるようになる「おてがる仕立て」というサービスを行っております。

「おてがる仕立て」とは

初心者でも着付けできる

着付けで一番手間が掛かり、初心者が難航するポイントは帯の結び方にあります。

基本的な二重太鼓結びを行おうとした場合、従来の結び方では手順は約16工程。

帯を手に持って帯の手先を帯板の下線位の長さに決めることから始まり、最後に帯締めをお太鼓に通して結んで完成させるまでの工程は、初心者にとって難易度がかなり高く感じるかもしれません。

神戸(福山)「呉服・真珠 えり正」が仕立てる「おてがる仕立て」では、あらかじめ好みの帯姿に折り紙を折るように糸で縫い合わせ仕立ててあります。

たった2分で結べる帯の仕立て法

初心者でも着付け可能な仕立て

帯の結び方手順は、約5工程となり通常の結びの1/3の工程。

まずあらかじめ「おてがる仕立て」で仕立てられた袋帯を、腰の後ろにあてがい帯枕と帯揚げを一緒に前に持っていき胸の前で仮結び。

お太鼓の中に畳んでいた胴回りを引き出し胴に回します。

引き出した胴回りを後ろで背中とお太鼓の間に挟み込み回します。

胴回りの帯先とお太鼓下の2本の紐を左右にギュッと引っ張り、締め具合を前で調整したら終わりです。

締め付ける場所もここだけですので苦しくなることもないですよ。

とっても簡単ですので、皆様1~2回で覚えて頂けます。

結びに掛かるお時間も約2分程度で行えます。

「おてがる仕立て」のメリットとは

着付け不要

「メリット」

  1. 大切な帯をハサミで切らずに仕立ててあるので高価な帯でも安心
  2. 着付けの時間を大幅短縮
  3. 結び方のバリエーションも豊富
  4. 着物の初心者、ご高齢の方、肩が上がらない方、お体の不自由な方でも簡単に着付けできる

帯の仕立て方も「さくらリボン」「さくら雀」「お太鼓」など様々な着用シーンでご利用できるような仕立て方がありますので、神戸(福山)「呉服・真珠 えり正」にご来店して好みの形状を探してみられるのも楽しいですよ。

お手入れも簡単「洗濯機で洗える絹の長襦袢」とは

洗濯機でも洗える

神戸(福山)「呉服・真珠 えり正」では、大学と共同開発で誕生した洗濯機で洗える絹の長襦袢を使用した製品もございます。

「洗える正絹」という特殊な加工の【ふるるん】は、糸や付属品等が専用仕様となっております。繊維を特殊な方法で補強し、スレ・毛玉の原因となる毛羽立ちを防ぎます。

そして家庭用洗濯機で洗っても通常の正絹のように縮むことが非常に少ない機能を有しております。使い勝手が良く、お洒落な長襦袢が充実しております。

お手入れが楽になると、それだけ気軽に着物を着用できますね。

まとめ

神戸市北区と福山市にある呉服・真珠のえり正の店舗

前途のように着付けは「おてがる仕立て」を用いると、とっても簡単に行う事が出来ます。

お好みの結びを自由に選べる手軽さは皆さん驚かれます。

一度神戸(福山) 「呉服・真珠 えり正」にご訪問頂ければ呉服屋のイメージは別物になると思います。

着物は決して敷居の高い衣服ではなく、イベント以外での普段着もできる衣服です。

着付けや手入れも皆様が考えるほど難しいものではないとお伝え出来たのではないでしょうか。

日本古来より親しまれております着物の良さと、現代の着物の導入のしやすさを肌で感じてみてはいかがでしょうか?

今までと違う新しい素敵な自分を発見できるように神戸(福山)「呉服・真珠 えり正」でお待ちいたしております。